ヴィンテージワインを接待で贈るときのポイント

接待でヴィンテージワインをプレゼントしたり、あるいは飲食店で飲もうというとき、あなた自身がヴィンテージワインを正しく楽しめればいいのですが、そうでない場合も多いかもしれません。

通常、接待相手は自分よりも目上のことも多く、この場合に自分よりもヴィンテージワインについては詳しかったりするはずでしょう。

そもそもヴィンテージワインを贈ろうとする段階で接待相手がワイン好きであることがわかっているはずですから、この悩みは結構根深いかもしれません。

ヴィンテージワインは特殊な存在ですので、取り扱いは決して簡単ではありません。

接待でプレゼントしたり一緒に飲む場合、そのヴィンテージワインが相手にとって素晴らしいものであれば「この人は良く分かっている」と思われる反面、失敗したら目も当てられないでしょう。

そこでここでは、接待の際に、最低限ヴィンテージワインを選ぶことができて、かつ、相手に喜ばれる可能性を最大限に引き出す方法を検討してみましょう。

 

接待でヴィンテージワインを購入する

ヴィンテージワインの価値がわかるのは、よほどの相手

これは経験上の話になるのですが、例えば一本数万円もするようなワインの価値が本当にわかる人は、ワインファンの中でも相当なレベルの人ととらえていいでしょう。

例えば聞いたことがあるようなお金持ちであってもワインのことは詳しくなく、ロマネコンティやシャトーマルゴーは知っていてもそれ以外はあまり・・・という人も少なくありません。

ヴィンテージワインはそもそも高額なので、楽しめるようになるにはお金もワインの知識も必要なのです。

①お金もあって、ワインの知識もある

②お金はないが、ワインの知識はある

③お金はあるが、ワインの知識はない

④お金はないし、ワインの知識もない

ワインの知識とお金の関係は、煎じ詰めればこの4つに収れんされますが、このうち④はワインを贈っても意味がありません。言葉は悪いですが馬の耳に念仏でしょう。

②のパターンは接待相手としては手ごわいかもしれません。

ワインの知識があるけどさほどお金を持っていない人は、ないながらもワインをどう楽しもうかということにたけているのです。

しかし、お金を持っていないということは接待相手としても予算を当てることが難しいでしょう。

この場合も残念ですがヴィンテージワインは避けるのが無難かもしれません。

 

③は最もお金のかかるパターンでしょう。

お金はあるけどワインの知識がなければ有名なワインを贈るしかありません。

ブルゴーニュの中でも超のつく有名ワインやボルドーであれば1級シャトーであれば知っているでしょう。

そうなると5万円以上は覚悟をしないといけないかもしれません。

 

そしてもっとも手ごわく、できれば避けて通りたいのは①のパターンでしょう。

このクラスはお金持ちもあるしワインを楽しむ余裕もあるので、こちら側がかなり準備をしないと喜んで繰らない可能性が高いのです。

例えば③のパターンと同じようなワインを贈ったとしても「なんだ、ずいぶん奢られたもんだな」と思われるだけでしょう。

お金があれば③のパターンのワインは誰でも買うことができますし、①のパターンの人はすでにずっと前に卒業しているものなのです。

そのため、ボルドーであればあえて1級を外して評価の高いシャトーの良いヴィンテージのものだったり、ブルゴーニュであれば極小の生産者の人気ワインであったりがいいでしょう。

もちろん、カリフォルニアワインが好きな人であればアメリカのカルトワインなどは最高に喜ばれるでしょう。

普通の感覚であれば、ここまでを読んでピンと来ないのが普通です。

しかし、本当に①の人に喜んでもらうのであればこれくらいは理解したほうがいいでしょう。

 

購入先も気を付ける

ヴィンテージワインを購入するときに最も気を付けるのは、その購入先でしょう。

運よくワインの銘柄を決めることができたとしても、購入先を失敗するとやはり接待としては失敗でしょう。

例えばネットのモール出店の激安サイトでも高級ワインを買うことはできますが、①のパターンの人はヴィンテージワインの取り扱いがいかに難しいのかを知っているはずです。

そのため激安サイトはそのサイトがどこから仕入れたのかがわからないし、保存状態も心配なため接待としては不向きなのです。

また、町中にある普通のワインショップでも奥のほうに高級ワインがあることもありますが、これは照明を浴びてしまい本当の意味では好ましい環境ではありません。

そのためできればヴィンテージワインに特化したお店から購入する必要があるのです。

 

まとめ

ワイン好きの相手が接待相手だということは案外多いかもしれませんが、ワイン好きであるがゆえに「ただ高価なワイン」を贈ればいいってものではないのが悩ましいところです。

例えば接待でいきなりロマネコンティを贈られたとしたら、理性のある人であれば逆にお金を贈られたような気になってしまい、最悪な場合引いてしまうことも考えられます。

また、せっかく高級ワインを買ったとしても、保存状態の良くないワインを贈られたらやはり「この人はわかっていない」ということになってしまうのです。

 

例えば当サイトの扱うワインは、どれも「ワイン好きに喜ばれるワイン」なので安心して購入できるでしょう。

1万円以上のものはどれも自信をもってワイン好きの接待に使えるものばかりを取り揃えています。

しっかりと選んで、最高の効果を得られるようにしましょう。

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