ルイィルージュ グランドヴィ―ニュ クロードラフォン 2017

2019年8月のおすすめワインは、ロワールの赤ワインです。

ロワールはソーヴィニョンブランやシュナンブラン、ミュスカデなどの白ワインが有名ですが、数は少ないながらも赤ワインも生産しています。

もっとも、その赤ワインでもほとんどはカベルネフラン種のものなのですが、ピノノワール種のワインも若干量生産していて、そちらが今月のワインです。

 

ピノノワールといえばブルゴーニュですが、こちらのワインは繊細でしなやか、もちろんピノノワールらしさを十分に感じることのできる品質の高い一本です。

 

ルイィ ワイン

ロワール 中央地区のピノノワール

ルイィはロワール川の中でも中央地区といってロワール川上流域で生産されます。

栽培面積は250ヘクタールと小さく、かつほかのワイン栽培地域と離れていてぽつんと立っているように畑があるのです。

赤、白、ロゼの全てが生産することができますが、多いのは白ワインで、ソーヴィニョンブランから造られます。

ロゼも若干量造られていて、珍しいピノグリを使ったもので、ほとんどが現地の高級レストランなどで消費されています。

 

ルイィルージュ

今回のおすすめワインである赤ワインはピノノワールから造られますが、軽やかな渋みと明るい色調の飲みやすいワインです。

もともとこの地区の赤ワインはガメイ種を使った地酒を造っていたのですが、時代の流れとともにピノノワールに変更をしていった経緯があります。

ピノノワールを栽培するとなるとどうしても意識するのがブルゴーニュで、実際にこちらのワインはブルゴーニュの赤ワインのような上品さが感じられます。

お隣に負けてはならずとなるのは生産者からすれば当たり前のことで、これがしっかりとワインの品質に表れているのです。

 

サンセールとプイイフュメの人気が上がるうちにどんどん価格が高騰していますが、まだどうやらこちらのワインは低めの価格設定となっているのです。

 

ルイィの名手、クロードラフォン

今回の生産者のクロードラフォンは、ルイィの可能性に着眼して腰を下ろして先先代からワイン造りを行っています。

↑の立体図を見ると、少し右を向くと現代的な醸造所が見えてきますが、こちらがクロードラフォンです。

モダンな造りでこの辺りではひときわ目立つ建物ですが、この辺りはここ以外に目立った建物が全くありません。

少しまっすぐ進んでみてもおそらくめぼしいものは何も見当たらないのではないでしょうか。

ここで働く人はどこで息抜きしているのか心配になるくらいです。

ここでルイィは造られます。

 

この生産者のすごいところは、もともとルイィは全体で150ヘクタールしかなかったところを、クロードラフォンの頑張りで215ヘクタールまで栽培面積を拡大したところにあります。

クロードラフォンの栽培面積は43ヘクタールとルイィ全体で見てもその20%を占めていて、それだけルイィでのワイン造りにかけてきているのです。

 

創業者のアンドレラフォン、先代のクロードラフォンを経て、現在はクロードの娘のナタリーに継がれています。

ナタリーラフォンは気鋭の女性醸造家で、もともとサンセールで修業し、その後にニュージーランドでピノノワールの栽培を学び、アルザスで醸造学を学んでいます。

 

このピノノワールは年間生産量は約20000本と多くはありません。

栽培面積もわずか3ヘクタールと小さく、そこにすべてのピノノワールが植えられているのです。

80%をステンレスタンクで、残りの20%を木樽で熟成させ、ブドウの風味を生かしたつくり方をしています。

 

楽しみ方のコツ

こちらのワインはピノノワールの個性がはっきり出ていて、柔らかい果実味と優しい酸味、全体のバランスがよく穏やかな酒質を持っています。

そのためあまり高い温度だと全体がぼやけた味わいに感じてしまいますので、16度くらいに冷やし気味にしていただくのがいいでしょう。

最初は少し冷えているかな、という具合だったのが、徐々に温度が上がることで華やかさが増す、というぐらいがちょうどいいでしょう。

16度というと、ご家庭であれば野菜庫がちょうどこのくらいです。

野菜庫がなければ冷蔵庫で3時間ほど冷やし、ちょうどいい温度になるまで待てば問題ありません。

 

意外かもしれませんが、ピノノワールは和食にも合わせやすく、特にこちらのワインは渋みも控えめなので合わせやすくなっています。

日本の食卓は和洋中問わずレベルが高いのですが、ここは思い切ってトンカツと合わせてみてはいかがでしょうか。

豚肉の風味とトンカツソースの甘い風味がピノノワールの優しい渋みとよく合います。

また、夏の暑い盛りなので、鰻のかば焼きや丼にも合わせやすいでしょう。

 

暑い日が続きますが、それでも赤ワインは飲みたい、こう考えるのがワインファンの人情というものです。

とはいえどっしり重い赤ワインはさすがにきつい季節でしょう。

控えめな渋みと優しい酸味のこちらのワインを試してみてはいかがでしょうか。

 

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ルイィルージュ グランドヴィ―ニュ 2017

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